第92回選抜高校野球2020出場校予想!
各地で熱戦が繰り広げられた2019年の高校野球も明治神宮野球大会が終了し、全ての公式戦が終了しました。
しかし、高校野球ファンの目は早くも2020年のセンバツ高校野球に注目が向けられています。
令和初となるセンバツ高校野球大会は3月19日に開幕し、32校の代表によって優勝が争われます。
果たしてどこが代表の切符を勝ち取るのでしょうか?
出場枠
・一般枠(32校)
北海道地区1校
東北地区2校
関東地区+東京6校(関東地区4or5校、東京1or2校)
東海地区2校
北信越地区2校
近畿地区6校
中国地区+四国地区5校(中国地区2or3校、四国地区2or3校)
九州地区4校
・21世紀枠3校
・明治神宮大会枠1校。(2020年は東海地区)
日程
選考:2020年1月24日(金)
組み合わせ抽選会:2020年3月13日(金)午前9時
試合日程:2020年3月19日(木)~3月31日(火)の13日間
代表校予想
北海道:1校
◎白樺学園(北海道) 秋季北海道大会優勝
夏は3回甲子園に出場している白樺学園ですが、センバツは初出場です。
また、十勝地区の高校としても初のセンバツ出場となります。
東北地区:2校
◎仙台育英(宮城) 秋季東北地区大会優勝
◎鶴岡東(山形) 秋季東北地区大会優勝
△盛岡大附(岩手) 秋季東北地区大会ベスト4
△仙台城南(宮城) 秋季東北地区大会ベスト4
秋の東北大会決勝に残った2校が順当に選ばれるものと思います。
関東地区+東京:6校
◎健大高崎(群馬) 秋季関東大会優勝
◎山梨学院(山梨) 秋季関東大会準優勝
◎東海大相模(神奈川) 秋季関東大会ベスト4
◎桐生第一(群馬) 秋季関東大会ベスト4
◎国士舘(東京) 秋季東京都大会優勝
〇帝京(東京) 秋季東京都大会準優勝
〇花咲徳栄(埼玉) 秋季関東大会ベスト8
△西武台(埼玉) 秋季関東大会ベスト8
△習志野(千葉) 秋季関東大会ベスト8
△桐光学園(神奈川) 秋季関東大会ベスト8
東京都大会優勝の国士舘と関東大会ベスト4のチームは順当に選ばれます。
最後の1校が全国でも一番の悩みどころ。
選考委員の間でもかなり割れるでしょうね。
東京都大会で創価高校、日大三、関東第一と強豪校を次々と破った帝京の戦いぶりは素晴らしかったですが、決勝が0対6で2安打完封負けで印象が悪いです。
おそらく関東大会ベスト8に残った中で、埼玉県で優勝している花咲徳栄がばれる可能性が高いと思われます。
同じく関東大会ベスト8の習志野も千葉県大会で優勝していますが、関東大会の準々決勝で大敗しているので不利ですね。
東海地区:2校+明治神宮枠1校
◎中京大中京(愛知) 秋季東海大会優勝
◎県岐阜商業(岐阜) 秋季東海大会準優勝:
〇 加藤学園(静岡) 秋季東海大会ベスト4
△藤枝明誠(静岡) 秋季東海大会ベスト4
秋季東海大会で優勝した中京大中京と準優勝の県岐阜商業は確実です。
中京大中京は明治神宮野球大会でも優勝しており、センバツでも優勝候補筆頭!
また、前任の秀岳館(熊本)を3季連続で甲子園4強に導いた鍛治舎巧監督が公立の母校・県岐阜商業を率いて、甲子園に帰ってきます。
こちらも楽しみですね。
中京大中京が明治神宮大会で優勝して得た神宮枠はともに静岡代表の藤枝明誠か加藤学園になりますが、静岡県大会で優勝している藤枝明誠が有力だと思われます。
加藤学園が有力です。
岐阜市民さんよりコメントいただき修正させていただきました。
東海地区3枠目は藤枝明誠ではなく加藤学園です。
藤枝明誠の静岡1位校というアドバンテージは、秋季東海地区大会の組合せにおいて、藤枝明誠に不戦勝1が与えられ、2回戦にシードされた時点で解消となります。
準決で加藤学園は1点差負け、藤枝明誠は7点差負けで、加藤学園6ポイントの大量リード。しかし、この時点で加藤学園勝利とはなりません。決勝戦次第で藤枝明誠の逆転の可能性も残されています。
決勝は、中京大中京 9-6 県岐商
この結果、「優勝校に3点差の準優勝校に1点差(優勝校とは4点差)の加藤学園」と「優勝校に7点差の藤枝明誠」という比較になり、優勝校との得点差が小さい加藤学園の逃げ切り勝利となります。
決勝が7点差以上になった場合には、藤枝明誠の逆転勝利となります。
コールド負けした藤枝明誠は東海地区の選考基準に基づきベスト8のチームと比較され、優勝校との得点差が共に5の近大高専および愛工大名電と順位が入れかわり、東海地区6位となります。
岐阜市民さんありがとうございました。
北信越地区:2校
◎星稜(石川) 秋季北信越大会優勝
◎日本航空石川(石川) 秋季北信越大会準優勝
△佐久長聖(長野) 秋季北信越大会ベスト4
△北越(新潟) 秋季北信越大会ベスト4
秋季北信越大会で優勝した星稜と準優勝の日本航空石川が順当。
星稜は奥川恭伸投手(ヤクルト)、山瀬慎之助選手(巨人)のバッテリーが抜けても相変わらず強いですね。
北信越大会決勝は19対1の圧勝でした。
近畿地区:6校
◎天理(奈良)秋季近畿大会優勝
◎大阪桐蔭(大阪) 秋季近畿大会準優勝
◎履正社(大阪) 秋季近畿大会ベスト4
◎智辯学園(奈良) 秋季近畿大会ベスト4
〇智辯和歌山(和歌山) 秋季近畿大会ベスト8
〇明石商業(兵庫) 秋季近畿大会ベスト8
△奈良大附(奈良) 秋季近畿大会ベスト8
△京都翔英(京都) 秋季近畿大会ベスト8
秋季近畿大会で準決勝まで残った4校は順当。
残り2校ですが、奈良大附と京都翔英は準々決勝でコールド負けをしているので厳しいです。
準々決勝を接戦で敗れた智辯和歌山と明石商業が選ばれるのではないでしょうか。
中国地区+四国地区:5校
◎倉敷商業(岡山)秋季中国大会優勝
◎鳥取城北(鳥取) 秋季中国大会準優勝
◎明徳義塾(高知) 秋季四国大会優勝
◎尽誠学園(香川) 秋季四国大会準優勝
〇広島新庄(広島大会) 秋季中国大会ベスト4
△創志学園(岡山大会) 秋季中国大会ベスト4
△高知中央(高知) 秋季四国大会ベスト4
△岡豊(高知) 秋季四国大会ベスト4
中国大会と四国大会で決勝に残った4校はほぼ確定。
最後の1校は準決勝で倉敷商業と接戦を演じた広島新庄が有力です。
その他のベスト4の三校はいずれも準決勝でコールド負けしていて不利。
もしかしたら高知大会で明徳義塾を破って優勝している高知中央がわずかながら可能性があるかな?といった感じ。
九州地区:4校
明豊(大分) 秋季九州大会優勝
大分商業(大分) 秋季九州大会準優勝
創成館(長崎) 秋季九州大会ベスト4
鹿児島城西(鹿児島) 秋季九州大会ベスト4
九州大会でベスト4に残った4チームが順当に選出されると思われます。
代表枠が2とか4の地区はわかりやすくていいですね。
21世紀枠は?
21世紀枠の3校に関しては、12月13日(金)に全国9地区で各1校ずつに候補校が絞られる予定ですので、9校に絞られてから、後日改めて予想したいと思います。
追記
21世紀枠についてはこちらを→選抜高校野球21世紀枠候補校2020!発表はいつ?予想や選考理由も!