鹿児島城西高校のドラフト候補・八方悠介投手。
最速146km/hの本格派のピッチャーです。
2年秋の九州大会初戦では1安打完封の好投を見せ、注目を集めました。
苗字の「八方」は「やかた」と読みます。
全国におよそ480人しかいないとても珍しい苗字です。
1学年上の小峯新陸投手(現・東北楽天)に続くプロ入りが期待されています。
第145回九州地区高校野球
▼1回戦(10/20)
【鹿児島城西】
エース八方悠介(2年)
7イニング
被安打1
奪三振3
四死球1
外野フライ2
内野フライ1
内野ゴロ15今日の最速143
球速もあるし、低めの制球力、内外の出し入れ等、今日の試合はほぼ完璧な投球。今後が楽しみなピッチャー pic.twitter.com/P9SprOjRI3
— 九州大学野球情報 (@yakyu20170515dk) 2019年10月20日
八方悠介のプロフィール
名前:八方 悠介(やかた ゆうすけ)
出身:佐賀県唐津市
身長:180cm
体重:74kg
投打:右投げ右打ち
ポジション:ピッチャー
経歴:唐津市立第一中学校→鹿児島城西高校
八方悠介の兄
八方悠介投手の2歳上の兄・八方大輔さんも熊本の名門・秀岳館高校で野球をされていました。
ポジションは外野手兼キャッチャー。
3年次にはライトのレギュラーとして活躍。
5番八方くんツーランホームラン!#秀岳館 pic.twitter.com/UPND0ZimNx
— マツ (@baseball632) 2018年7月9日
しかし、3年夏の熊本県大会は熊本工業に3対10で敗れ、甲子園出場なりませんでした。
秀岳館はそれまで監督を務めていた鍛治舎巧さん(現・県岐阜商業監督)が前年の夏までで退任されていたんですよね。
もし、鍛治舎巧さんを慕って秀岳館に進学していたとしたら、ちょっと不運でしたね。
八方悠介の小中学時代
八方悠介投手は、小学生から長松ホークスで軟式野球を始めました。
中学時代は糸島ボーイズに所属。
3年の春には第13回日本少年野球ミズノ旗争奪九州選抜大会で優勝を果たすなどチームの主力として活躍していました。
八方悠介の高校時代
中学卒業後は鹿児島城西高校に進学。
鹿児城西高校は日本代表の大迫勇也選手などを輩出するなどサッカーが強い私立の高校です。
甲子園に出場したことはありません。(※2019夏時点)
しかし、2018年の1月に元プロ野球選手の佐々木誠さんが監督に就任して以来、急速に力を付けてきています。
八方悠介投手は1年秋から控えとしてベンチ入り。
1学年上にはプロ注目の小峯新陸投手(現・東北楽天)がいました。
小峯新陸投手が怪我がちだったため、八方悠介投手が2年生の春から背番号1を背負っていました。
6月にはNHK旗大会で51年ぶりとなる優勝を達成!
2年夏の鹿児島県大会でも優勝が期待されていましたが、鹿児島玉龍に7回コールド3対10で敗れ、4回戦敗退に終わりました。
2年秋の鹿児島県大会では準優勝し、九州大会に進みます。
九州大会では初戦の佐賀学園戦で6回までノーヒットノーランの好投。
7回にヒットを打たれたものの1安打完封勝利を挙げ、注目を集めました。
結局、九州大会ではベスト4まで勝ち進み、翌春のセンバツ出場を確実としています。
八方悠介のプレースタイル
八方悠介投手は均整の取れた体格の本格派のピッチャーです。
常にセットポジションからの投球で、ストレートの最速146km/h。
変化球は2種類のスライダー、スプリットなど。
2年秋の九州大会では初戦の佐賀学園戦から準決勝の大分商戦の4回に失点するまで、14イニング連続無失点の好投を見せています。
八方悠介のまとめ
八方悠介投手は将来性を高く評価されているピッチャーです。
初めての甲子園の舞台でどんなピッチングを見せてくれるのか!?
とても楽しみですね!