東海大相模のドラフト候補・神里陸選手。
8歳上の兄は横浜DeNAの神里和毅選手です。
“野球センスは兄より上”と言われていて、その言葉を証明するように2年夏にキャッチャーに転向すると、秋にはあっさりレギュラーを獲得!
さらに秋季神奈川県大会優勝を達成しています。
プロフィール
名前:神里 陸(かみざと りく)
生年月日:2002年5月3日
出身:沖縄県島尻郡南風原町
身長:170cm
体重:74kg
投打:右投げ左打ち
ポジション:キャッチャー
経歴:南風原町立翔南小学校→南風原町立南星中学校→東海大相模高校
父
兄がプロ野球選手の神里選手ですが、実は父・昌二さんも若い頃、野球をやっていて、高校時代は、豊見城高のエースとして4度も甲子園に出場しています。
高校卒業後も社会人の名門・プリンスホテルでプレー。
しかし、社会人時代に負傷してしまい、野球を辞めざるをえなくなってしました。
その苦い経験から、兄の和毅選手が野球を始めるときは猛反対をしています。
しかし、和毅選手が猛反対を押し切って、野球を始めてからは、野球への情熱を取り戻したようで、弟・陸選手には幼稚園から野球を始めさせると、ビシバシとスパルタで鍛えあげました。
小中学時代
小学生時代、神里選手は「山川ミラクルズ」で軟式野球をプレー。
中学では学校の軟式野球部に所属。
中学3年生の時にはエースとして、全日本夏季軟式野球大会でベスト4入りを果たしています。
U-15日本代表
全国大会での活躍が認められ、神里選手はU-15日本代表に選出。
BFA U-15アジア選手権に出場しています。
アジア選手権では主にショート(とセカンド)を守り、優勝に貢献!
個人でもショートのベストナインを受賞しました。
高校時代
中学卒業後は、神奈川県にある東海大相模高校に進学。
高校では2年夏からキャッチャーに転向。
2年秋にはレギュラーを獲得し、秋の神奈川県大会優勝に貢献しています。
プレースタイル
神里選手は走・攻・守の3拍子そろったプロ注目のキャッチャーです。
キャッチャーで3拍子揃った選手はなかなかいませんので、貴重ですね!
特に足には自信を持っていて、U-15に選ばれた時にはアピールポイントとして“走力”を挙げていました。
このあたりは兄の和毅選手譲りと言ったところですね。
遠投や2塁送球の正確な記録は見つけられませんでしたが、
キャッチャーに転向した時のインタビューで
「自分の可能性を広げられた。肩が売りで捕手になったので、盗塁は全部刺せるようにしていきたい。投手にとって投げやすい、勇気づけられるような捕手になりたい」
と言っていますのでかなり強肩だと思われます。
打者としてはバットコントロールに優れた好打者。
中学時代には横浜スタジアムでホームランを打っています。
硬式球より飛びにくいとされる軟式球でのホームランはすごいですね。
課題は“配球”。
これはキャッチャーに転向してまもないため、仕方ありませんね。
現在は野村克也さんの著書「生涯一捕手」を読むなどして日々勉強しています。
まとめ
神里選手世代の東海大相模は、山村崇嘉選手、西川僚祐選手、鵜沼魁斗選手、諸隈惟大投手とスター選手ぞろいで日本一を狙えるチームです。
しかし、日本一を目指すには扇の要のキャッチャーがしっかりしていないと始まりません!
2020年の甲子園で東海大相模が優勝できるかどうかは、神里選手の活躍がカギになってくると思いますね。
山村崇嘉選手についてはこちらを→山村崇嘉(東海大相模)は二刀流の強打者!テレビ出演の過去も!
西川僚祐選手についてはこちらを→西川僚祐(東海大相模)は2020年ドラフト1位候補!高校通算最多本塁打の更新なるか?
鵜沼魁斗選手についてはこちらを→鵜沼魁斗(東海大相模)は2020年高校ナンバー1外野手!名前の読みは?